都市活力研究所/業務実績詳細

『これからの都市再生戦略を考える』

　主催:公益財団法人 都市活力研究所
　共催:一般財団法人 都市みらい推進機構
　後援:国土交通省 近畿地方整備局

　今年は御堂筋完成80周年を迎え、道路の利活用の可能性を追求する様々な取り組みが行われています。またうめきた2期エリアをはじめとする地下化事業等が進捗するなど、交通インフラの整備が都市再生に大きく寄与するムーブメントが目に見えるかたちで進展しています。大阪の都心部では2030年代にはより一層交通インフラが整備される運びとなりますが、それを都市再生に最大限に活用し、高齢化・人口減少時代においても競争力を発揮できる都市に育てる方策について考える時期に来ているのではないでしょうか。
　この機会に国土交通省都市局 街路交通施設課長 渡邉 浩司 氏を大阪にお招きして「まちづくりと街路の新たな展開」と題してご講演いただきました。また、大阪市 都市計画局 理事 高橋 徹 氏からは大阪におけるインフラ整備や都心・臨海部のまちづくりの現状、計画などについてご紹介いただき、都市プランナー 高梨 日出夫 氏からは、産学官のメンバーで構成した「都心戦略検討会」の成果である「大阪都市再生戦略/2030・大梅田連携グランドデザインの検討」についてご報告いただきました。これらの話題提供を踏まえ関西学院大学 総合政策学部 教授 角野 幸博 氏によるコーディネートのもと、大阪における都市再生戦略について様々な視点から議論を深めました。