事業実績

2019年04月19日(金)

「駅から始まる郊外再生」 沿線型コンパクトシティの形成をめざして

「駅から始まる郊外再生」 沿線型コンパクトシティの形成をめざして
主催:
公益社団法人都市住宅学会関西支部
公益財団法人都市活力研究所

 関西の郊外住宅地は鉄道会社の沿線開発によって形成されてきましたが、少子高齢化、人口減少に伴う都市の縮退化が進行する中、官民共通の課題としてコンパクトシティ形成方策が模索されています。公益社団法人都市住宅学会関西支部と公益財団法人都市活力研究所は、郊外住宅地の再編を鉄道駅周辺への拠点機能の戦略的配置と沿線の高付加価値化によって推進できるのではないかとの仮説のもと、2014年度より調査研究を行ってきました。
 2016・2017年度の2年間は、京阪本線と阪急京都線沿線の中核市クラスの衛星都市をとりあげ、駅の拠点化および駅間ネットワークの可能性について、沿線住民のアンケート調査による生活行動実態分析を踏まえて検討するとともに、駅周辺の空間特性やイメージを調査し、2017年6月に中間報告をいたしました。
 2017年度は、さらにアンケート結果の詳細分析を行うとともに、パーソントリップ調査の分析から沿線居住者の交通流動を明らかにし、沿線自治体へのヒアリングも行いました。
 本セミナーでは、上記のような調査を踏まえて、駅周辺及び高架下空間の拠点化の基本的考え方について考察し、これら調査結果を報告しました。
 本テーマの調査・研究は、引き続き実施予定です。

講演録

日時 2018年07月10日(火)
<セミナー>16:00~18:15 (受付開始: 15:30~)
<交流会>18:30~
開催場所 <セミナー>
大阪市北区大深町3番1号
グランフロント大阪ナレッジキャピタル タワーC8F
カンファレンスルーム Room C03(地図)

<交流会>
グリル喫茶K
プログラム 開 場 :15:30
セミナー:16:00
交流会 :18:30
講師
報告者:
 関西学院大学総合政策学部 教授   角野 幸博
 関西大学環境都市工学部 教授     岡 絵理子
 武庫川女子大学生活環境学部 講師   水野 優子
 大阪大学大学院工学研究科 助教   伊丹 康二
 関西大学環境都市工学部 准教授   井ノ口 弘昭
 関西学院大学大学院博士後期課程   青木 嵩
 都市活力研究所 主席研究員      松根 辰一 
参加費 セミナー無料 / 交流会2,000円
参加人数 セミナー81名 / 交流会25名

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