都市活力研究所/業務実績詳細

　大阪を中心とする京阪神都市圏においては、今後少子高齢化や産業構造の変化、東京一極集中などによる遊休不動産の増加や公共交通維持に関する懸念、民間活力の低下や行政の財源不足など、地域・社会課題がより鮮明になることが予想されます。さらに今般の新型コロナウイルスにより経済の不振はもとより働き方やライフスタイルも変化してきています。このように大阪を中心とする京阪神都市圏のまちを取り巻く環境の潮目が変わる時期にさしかかっていると思われます。そのような時代の変曲点において大阪を中心とする京阪神都市圏のまちが抱える課題を今一度洞察するとともに、変化の方向性を察知し、今後のまちづくりの在り方を探る取り組みとして、本年度は有識者等へのヒアリングを行いました。