事業実績

2024年03月27日(水)

第 39 回 関西ライフサイエンス リーディングサイエンティストセミナー

第 39 回 関西ライフサイエンス リーディングサイエンティストセミナー
【主 催】公益財団法人都市活力研究所
     NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議
【共 催】NPO法人バイオグリッドセンター関西
【後 援】関西医薬品協会
     バイオコミュニティ関西(BiocK)

 本セミナーは、ライフサイエンス分野で最先端の研究を展開されている関西の先生方にご講演をいただき、製薬、医療機器、診断薬、健康食品、医療関係者などのライフサイエンス関係者および一般の方々に、健康・医療産業に対するインスピレーションと産業化へのイマジネーションを感じていただくことを目的とし、産官学にわたる組織横断的なコミュニティの醸成と、産官学の対話促進につながるものと期待し、3ケ月に一度の頻度で開催しています。
 今回も2名の講師の先生に、最先端の研究についてホットな話題をお話いただきました。

【セミナー案内チラシ】

【アンケート集計結果】

日時 2024年03月18日(月)
【開催時間】14:00~16:00 
開催場所 オンライン:zoomウェビナー
※申込者には当日のアクセス方法を別途メールにてご連絡いたします。(開催約1週間前)
zoomが使用できない場合は、ご参加いただけませんのでご了承ください。
プログラム 講演Ⅰ 14:00-15:00
「がん抑制因子活性化創薬によるがん治療刷新を目指す」
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 医薬基盤研究所
所長 片桐 豊雅 氏
近年、がん分子標的治療薬の開発には機能獲得型変異を標的とすることが主流であるが、適応する患者の割合が限られていることや長期治療による耐性獲得腫瘍の出現、副作用など課題も多い。
われわれは、体細胞変異のない“無傷な”がん抑制因子の機能喪失機構を発見し、タンパク相互作用阻害ペプチドによる抑制因子の再活性化に成功した。本講演では、既存のがん治療刷新を目指し、抑制因子の活性化を利用した創薬の開発経緯と臨床応用に向けた取り組みについて紹介する。

講演Ⅱ 15:00-16:00
「AI×量子×バイオ×1分子技術の融合」
大阪大学 産業科学研究所 教授 谷口 正輝 氏
AI×バイオ×1分子技術が融合したAI ナノポアは、1個のウイルスや細菌を検出し、ハイスループット・高精度で識別する。AIAI×量子×バイオ×1分子技術が融合したナノギャップシークエンサーは、エピジェネティック解析、エピトランスクリプトーム解析、翻訳後解析を1分子レベルで可能にする。AI ナノポアとナノギャップシークエンサーの組合せは、疾病診断と創薬を革新すると期待される。
参加費 無料
参加人数 【セミナー】94名

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